埼玉県東松山市 森林公園緑道の樹木診断調査業務
三島摩耶
こんにちは。造園業を生業として創業より130年ほど続けさせて頂いております三島造園有限会社 樹木医 三島摩耶と申します。今回は、(一社)埼玉県造園業協会様が管理している、埼玉県東松山市にある森林公園緑道の樹木の外観診断の依頼を頂きましたので、ご紹介させていただきます。
今回診断する樹木は主に、気象害、枯損又は過度な成長等により倒木の危険性が高い樹木で、倒木等により緑道の利用者、公共施設に影響を及ぼす恐れのある樹木を診断しました。
お客様情報
お客様名 | (一社)埼玉県造園業協会(指定管理者)様 |
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サービス内容 | 樹木診断調査業務 |
作業人数 | 2人(樹木医) |
作業時間 | 1日 |
作業内容
森林公園緑道は、埼玉県東松山市にある、森林公園駅から国営武蔵丘陵公園までの2.9㎞の散策路です。
入口には大きなケヤキがあり、緑道のシンボルツリーとなっています。この木は、株立ちとなっていて高さは10mほどありました。
今回は、外観調査、木槌による打診、鋼棒貫入調査を行いながら、緑道全体の樹木を診ていきます。
近年は台風などで樹木が倒れ、思わぬ事故につながるケースがしばしばあります。見かけでは傷がなくても空洞があったり、腐ったりしていて倒木するケースがあります。
樹木は何も語らないので、樹木が発するシグナルを樹木医は的確にとらえ、正しい診断を下さなくてはなりません。途中から風花が降ってきて寒い一日でしたが、しっかりと診断させて頂きました。
担当者のまとめ
森林公園緑道には、ソメイヨシノやヤエザクラ、マツ、ケヤキが多く植栽されていて、他にも多種多様な樹木がありました。緑が多いため、散歩やジョギング等をされている利用者の方も多く、地元の方に愛されている緑道なのだと感じました。
このような快適な生活環境を維持するためにも、定期的な樹木診断を行っていくことは利用者の安全や樹木の適正な管理には重要なことだと考えます。
ご依頼頂きました、(一社)埼玉県造園業協会様ありがとうございました。