三島摩耶

こんにちは。造園業を生業として創業より130年ほど続けさせて頂いております三島造園有限会社 樹木医 三島摩耶と申します。今回は、当社で管理している、さきたま緑道内に花壇の植栽をテクノ・ホルティ園芸専門学校・造園コースの学生さん、先生たちと作成しました。長さ6ｍ、幅2ｍの花壇2箇所に、デザインから考えて植栽して頂きました。

お客様情報

作業内容

当社が管理している、さきたま緑道・花の里緑道では、自主事業のイベントとして、地元の学校と協力して緑道を盛り上げる活動をしています。埼玉県行田市にあるテクノ・ホルティ園芸専門学校の学生さんたちには、毎年花壇の作成をするお手伝いをして頂いていました。

ここ2年はコロナの影響で、このイベントを行うことができなかったのですが、今年は学校の先生方が快諾してくださり、また楽しくイベントを行うことができました♪

今回の花苗も地元鴻巣市のパンジーハウスさんから、夏花壇にあった色とりどりの花を仕入れて頂きました。

また、PW※「みんなで育てるアンバサダー」※で頂いた花苗も使用しました。

※PWとは、植物の国際ブランドPROVEN WINNERS（プルーブンウィナーズ）の略称です。PWは、世界中の優れた育種家が生み出すたくさんの品種の中から、高い基準をクリアし日本の気候にマッチした品種ばかりを厳選しています。

※PWアンバサダーとは、ご自宅でPWの植物を育てながら、「GardelinQ ガーデリンク」および Instagram、Youtube にて定期的にご自身のガーデニングライフをご投稿したり、積極的にコミュニティにご参加していただいている方たちです。

ケイトウ

ジニア

キバナコスモス

アンゲロニア（PW）

アリッサム（PW）

イベントとはいえ、学生さんたちには課外授業の一環。色合いやその花の特性等を考慮した花壇にすること、株間の間隔等植栽前の打ち合わせを念入りに行います。

デザイン担当と、植栽担当に分かれて効率よく作業を進めていきます。ここの花壇は、キバナコスモスを外枠に植栽し、中心にケイトウの赤とジニアを植栽します。

鴻巣市は、市の花「パンジー」をはじめとする花の一大産地です。この花壇が見える通りはパンジー通りと言われており、車通りも多く、利用者の方もたくさん通ります。

丸型プランターには、どの方向から見ても綺麗に見えるよう、色彩や高低のバランスを考えて植栽してくれました！

2個目の花壇は、ケイトウをメインにビタミンカラーの元気いっぱいの花壇となりました！

昨年、この花壇を一緒に植栽して頂いているNPO法人フラワーピースさんにご提案頂き、花壇の土を、もみ殻等を混入した良質な土に入替えて頂いたので、この夏からはきっと元気に育ってくれると思います！

担当者のまとめ

テクノ・ホルティ園芸専門学校は私の母校でもあり、造園コースの先生とはもう20年来お世話になっています。先生に「こうして、立派に育った卒業生と一緒に仕事ができることが嬉しい」といって頂き、私も感極まる思いでした。（まだまだ立派とは言えませんが(^-^;)

造園コースの学生さんたちはいつも明るく、素直ないい子たちばかり！みんながどんな将来の夢を持っているのかを聞くのも、とても楽しいです♪

短い時間でしたが、このさきたま緑道・花の里緑道での作業経験が、皆さんにとってよい経験になってくれたらなぁと思います！

ご協力して下さった、テクノ・ホルティ園芸専門学校の皆様、ありがとうございました‼