さきたま緑道・花の里緑道指定管理業務 草木染めワークショップ
街活性室・三島造園共同事業体として管理している、さきたま緑道・花の里緑道緑道では自主事業のイベントをたくさん行っています。今回は緑道で採集したトチノキの実を使って草木染めを行いました!
イベント情報
イベント | トチノキの実を使った草木染めイベント (さきたま緑道・花の里緑道緑道で採集) |
---|---|
作業人数 | 5名 |
作業時間 | 2時間30分 |
作業内容
今回使用したトチの実は、事前に講師の國松先生ご夫妻と緑道の植物を吟味し、その中からイベントの参加者の方が喜んでくれそうな色に染まったものを選んで頂きました。
使用したのは、トチの実の皮の部分。実は使いません。トチノキの実を見るのが初めてという方もいらっしゃいました👀
トチの実は縄文時代では主食のひとつとして利用されていたそうです。現代では、とち餅やトチの実煎餅など製菓原料として利用されています。トチの実には、苦みの強いエスシンと呼ばれるサポニンが多く含まれているため、あく抜きをしてから利用します。そのあく抜きにとても手間がかかるそうです(^-^;
講師を引き受けて頂いた國松ご夫妻は、埼玉県深谷市の「草木染手織り工房志楽」で草木染めワークショップなどをされています。ご主人は絹糸を草木染めして、手織りで着尺も織られています✨
サンプルで持ってきていただいたハンカチはどれも素敵なデザイン!デザインは基本的には割りばしとビー玉などを使用し、あとは折り方次第で様々なデザインを作ることができるそうです。
今回の草木染めでは、綿のハンカチ(白)を下処理して頂き、ピンク系か茶色系かお好みに合わせて選んで頂きました。同じ染液を使用してもアルミ媒染をするとピンク → 茶色に変化します!また草木染めの色は、同じ植物でもその時期や状態によって微妙に変化するそうです。
皆さん、思い思いのデザインを一生懸命作ってくださいました!
担当者のまとめ
「今日は来た甲斐があったわ」と仰っていただき、とても楽しいイベントとなりました。
さきたま緑道で採取したマツも、いい色が出ていたそうで、次回は是非マツ染めもできたら面白いと思いました!
参加して頂いた皆様、國松先生ご夫妻、ありがとうございました‼