
行田市テイ・エステック(株)埼玉工場様 工場敷地内の樹木植栽工事

埼玉県行田市にあるテイ・エステック(株)埼玉工場様より、地球環境の保全を図る「SDGs(持続可能な開発目標)」の取り組みの一環として、工場の敷地内に樹木の植樹(目標50本)を行いたいとのご依頼を受けました。
また、従業員の方たちの憩いの場所(いこいの広場)に芝桜の植栽もご依頼いただきました。植栽樹種は、担当者の方と何度も協議を重ね、工場緑化に向いている樹種やこの地域の気候に合っている樹種などをご提案させていただきました。
お客様情報
エリア | 埼玉県行田市 |
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お客様名 | テイ・エステック(株)埼玉工場 様 |
受けたサービス | 樹木植栽工事及び芝桜植栽工事 【植栽樹種】 ・ジンダイアケボノ ・ヤエザクラ(松月) ・トウカエデ ・コブシ ・キンモクセイ ・レッドロビン ・ゲッケイジュ ・ドウダンツツジ ・芝桜(ダニエルクッション) |
作業人数 | 7名 |
作業時間 | 5日 |
作業ビフォー・アフター


作業内容


今回ご依頼いただいた、サクラ類(ジンダイアケボノ・松月)は現在植栽されているソメイヨシノと同じくらいの大きさのものをご所望されていましたので、樹高4.0m、幹周20~25㎝内外のものを準備しました。




工場の周囲には、現時点でも桜(ソメイヨシノ)が多く植栽されています。まず、その並木の空地にジンダイアケボノを植栽しました。土は現状土を利用し、黒曜石パーライト等を使用して排水性の改善を行いました。
日本人にとって、「桜」といえば「ソメイヨシノ」です。でも、数年前から新しい桜に植え替えられつつあるってご存知ですか?ソメイヨシノは、「テング巣病」という伝染病にかかりやすい品種です。しかも大きく張り出した枝は交通標識を隠すという理由などでばさり切り詰められたり、太い根がアスファルトを凸凹にしてしまうなど街路樹として嫌われる側面もあります。
伝染病にかかったり枝を切り詰められたり太い根を切られたりしたソメイヨシノは、その多くが枯れたり弱ったりしてきています。そのため「ソメイヨシノ寿命60年説」が噂されるようになりました。そして今、枯れたソメイヨシノに代わって新しい桜が植えられています。
日本花の会では、テング巣病の蔓延を抑えるため平成17年からソメイヨシノの配布を中止し、平成21年から苗木の販売も中止しています。それに代わり、今熱心に植えられているのが「ジンダイアケボノ」(神代曙)という桜です。
ジンダイアケボノは、テング巣病にかかりにくい品種で、ソメイヨシノより木が少し小さく、開花が1~2日早く、ピンク色が少し濃い色をしています。花により濃淡があり、花色が自然なグラデーションになるのも特徴です。それ以外はソメイヨシノによく似た特徴の桜です。




従業員の方が出入りする入口にはヤエザクラ(松月)と、もともとあったパーゴラに藤(白藤)を植栽するご提案をさせていただき、植栽しました。これからツルをきちんと誘引して素敵な藤のパーゴラに仕立てていきたいと考えています。また、街路樹などでよく使用される程丈夫で育てやすいトウカエデも植栽しました。秋には美しい紅葉もみれると思います。




生垣として、キンモクセイ、レッドロビンを植栽しました。また、桜とともに春の訪れを告げる花木白い花がきれいなコブシや、ゲッケイジュも植栽しました。ゲッケイジュは生長速度が早く、耐煙性があります。料理に使われる「ローレル」で成長したら従業員さんたちが摘んで帰れたら面白い!(^^)とご提案させていただきました♪




工場の周囲にドウダンツツジを260本植栽しました。ドウダンツツジは有機質の多い酸性の土壌を好むため、ピートモスや腐葉土、真珠岩パーライト等を投入しました。根が浅いので今後は夏の暑い時期にきちんと水管理を行っていくことが大切だと考えます。




工場の正門から見える広場にジンダイアケボノを2本植栽しました。植栽する位置を決めるのに悩みましたが、立派な石造りの門札を中心とし両サイドにくるよう、また、大きくなった時に十分な植栽間隔があるように位置を決めました。








最後に、芝桜の植栽を行いました。芝桜の品種は色々ありますが、今回は“ダニエルクッション“を使用しました。ダニエルクッションは、紫にも近い濃いピンク色の花びらが他品種よりも大きいのが特徴です。芝桜の中で一番たくましく、一番病気や寒さに強い品種です。


いつもお世話になっている大塚造園さんにもご協力いただき、2,000株以上の芝桜を無事1日で植栽し終えました。大塚造園様、ありがとうございました!
担当者のまとめ
工場の緑化には、様々な意義があると思います。気象環境の緩和、大気汚染物質の拡散防止、
空気の浄化、騒音の防止、災害の防止・災害時の避難場所、心身の保健・休養等です。そして、緑化用樹木の必須条件として①移植が容易なこと、②生育が楽なこと、③管理に手間がかからないこと(病害虫に強いこと)等が挙げられます。
近年、木が邪魔だから、枝が邪魔だからと伐採を依頼されることが多くなってきた中、テイ・エステック様のように工場全体でSDGs達成に向けた取り組みや、工場内の植物を大切に管理なさっていることはとても素晴らしいと思いました!
ご依頼いただいたテイ・エステック(株)埼玉工場様、どうもありがとうございました!