行田市内 K様邸 庭木及び屋敷林の高木剪定作業
大塚雅治
こんにちは。造園業を生業として創業より130年ほど続けさせて頂いております三島造園有限会社 大塚雅治と申します。今回は、行田市内 K様邸 庭木及び屋敷林の高木剪定作業の実績をご紹介させていただきます。
ご依頼の内容は、ご自宅のお庭にある高木剪定や屋敷林となっている高木が屋根に当たっているので剪定して欲しいとのご依頼を頂きました。また、特に大切になさっているマキの葉の枯れが目立ってきたとのご相談も受けました。
お客様情報
エリア | 埼玉県行田市 |
---|---|
お客様名 | K様邸 |
受けたサービス | 個人邸庭木及び屋敷林の高木剪定 |
作業人数 | 7人 |
作業時間 | 2日 |
作業ビフォーアフター
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
作業内容
今回は冬期の剪定ということもあり、常緑樹の剪定は強めには行わず、透かし剪定や、軽剪定を基本とし、切りすぎないよう注意して行いました。
一年中、葉をつけて光合成している常緑樹は、体内にたくさん養分をためる仕組みがありません。常に光合成をして養分を補充する必要があります。
そのため、強い剪定をして葉を減らすと、「木が風邪を引く」と言って、木が痛む危険があります。
葉枯れ症状を心配されていたマキは、何かの病気が原因ではなさそうだったので、今回は飛び出している小枝を整える程度にし、様子を見ることとしました。
ご自宅の裏には、畑が広がっていて行田市らしい、のどかな風景があります。屋敷林は冬の季節風や火災などから家屋を守る効果があります。関東地方では、シラカシなどが有名です。K様邸は、クスノキとケヤキが植栽されていました。
大きくなった木をバッサリと切るのは簡単です。しかし。屋敷林には他にも景観向上や暑い夏の炎天下から日差しを遮るばかりでなく、葉の蒸散作用で水分を大気中に運び、その際気化熱として熱を奪うので、周りの気温を下げる働きなどもあります。
今回は枝抜き剪定を行い、できるだけ葉や枝を残すような剪定にしました。
最後に細かいところまで、きちんと掃除を行います。
担当者のまとめ
今回のK様邸の庭木剪定は、
- 低木はご自身でなさっているため、高木のみの剪定をしてほしい。
- 大切にしているマキは切りすぎると樹勢低下の心配があるため、刈込ではなく、軽めの 透かし剪定をしてほしい。
- 屋敷林の木が大木になり、家屋にかかってしまうため、強めに剪定してほしい。
などのご要望がありました。
三島造園では、お客様のご要望に合わせ、なおかつ木を傷めない剪定方法を心がけております。木の状態や時期に合わせたお庭の手入れ方法もご提案させて頂きます。お気軽にご相談下さい。
三島透